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自社プロダクト開発秘話

Find!アクセス進学

興味関心や適職診断、学校の特徴など、いろいろな検索方法でおすすめの大学・専門学校・高校・中学が見つかります。
教育に関わるお金や、キャリア形成など進路選択に役立つコラムも毎月更新しています。

公式サイト

課題

情勢の変化にも影響されない情報サービスを提供したい

突然の予期せぬ事態、社会情勢の変化が起きても、最新かつ最適な情報にアクセスできるようにしたい。
近年の度重なる大規模自然災害や世界的なパンデミックなどの影響により、各教育機関においては、予定の変更を余儀なくされたり、緊急でお知らせを出す機会が増加。イベント日程や入試方式の変更など、受験生にとって重要な情報も多く、教育機関としていかに多くの志望者へ正確に情報を伝えられるか、ユーザーにいかにスムーズに情報をキャッチしてもらうか。これが学生募集活動におけるひとつのテーマとなりました。
こうした潮流の中で、私たちが運営する進学情報ポータルサイト「アクセス進学」が進化をするためには、このテーマを解決できるサイト構成にすべきである、と定義し、サイトリニューアルに向けてさまざまな検討を始めました。

思考

進学情報ポータルサイトの価値を「再定義」する

思考テーマ1:予期せぬ情勢の変化が生じても最新最適な情報を届ける

振り返ってみると、私たちが運営してきた「アクセス進学」をはじめ各種進学情報ポータルサイトは、これまでポータルサイト内の情報を充実させることを目指し、情報量やコンテンツの拡充を重視してきたように思います。しかし、多数のサイトに情報掲載をしている分、予期せぬ変更が生じるたび、情報掲載しているサイトそれぞれに更新依頼をする必要が生じるため、場合によっては発信に最適なタイミングを逃してしまう可能性もあると感じられました。
情報の鮮度や、更新・訂正依頼といった負荷の軽減を考えると、常に最新の情報が掲載されている公式サイトや公式SNSを参照しやすい構成が望ましいように考えられます。

思考テーマ2:公式サイトやSNSの充実

昨今ではいずれの学校も公式サイトの情報が充実、さらに各種SNSなど情報発信のためのチャネルも多く持っています。学校によっては、公式サイトにCMSが導入され学内からタイムリーな情報発信も可能です。
しかし一方で、公式サイト全体のボリュームが増してしまい、見るべき情報が埋もれてしまっているという側面もあることから、ポータルサイトには多くのステークホルダーを持つ学校の公式サイトに代わり、受験生を対象にポイントとなる情報に絞り、これらに到達しやすい仕組みづくりも必要だといえそうです。

思考テーマ3:接点をつくることを強化する

ここまでの思考のとおり、情報の質や量では公式に勝るものはない。ならば、私たちは、公式サイトへの導線となる「ユーザーと学校の接点づくり」をより重視するべきである。という考えも生まれてきました。
接点を増やすためには、従来のサイト構成では出会えないような新しい間口の広げ方が重要となります。検索エンジンでは見つけられないような、新たな情報として学校を発見してもらえるような検索方法についても、さらに検討を進める必要がありそうです。

解決

シンプルかつ公式誘導に強いサイト設計を実現する

ここまでの思考を踏まえて、検索は「間口を広げる」、学校情報ページは「シンプルかつ公式誘導強化」を柱に新たなサイトを構成しました。
間口を広げるために、大学専門学校版では、従来型の「学問系統」に加えて、学問系統よりも枠を広げた「学びの分野」。さらに、まだ方向が定まっていない進学希望者を意識した「得意科目」「やってみたこと」、受験生からの人気も高い先輩による紹介コンテンツ「STUDENT VOICE」、仕事を切り口に目指せる学校がみつかる「適職診断」。中学高校版では中高一貫校であるなどの「学校の特色」や各校自選の推しどころ「注目ポイント」。このように入口を複数設けることで、さまざまな出会いのかたちを作ることにしました。
学校情報ページは、シンプルな構成に。見るべき情報をぎゅっと凝縮した「CHECK POINT」を主軸に、大学専門学校版では受験生の興味関心が高い「STUDENT VOICE」、中学高校版では私立校ならではの特色を伝える「#ここに注目」の大きく2つの構成とし、1ページ内で需要な情報を押さえながら、詳細は各学校の充実した公式サイトの該当ページに直接リンクできるように。
公式サイトリンクは最大13個所、公式SNSは最大5箇所リンクができるようになっており、公式インフォメーションへの導線としての機能を強化するサイトとすることにしました。
どんな変化がおとずれても、その時、その瞬間に最新かつ最適な情報を届ける。「Find!」の名のとおり、未来が見つかる一助となるサイトとして、これからも受験生と学校をつなげる場として運営してまいります。

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