外国人留学生向け進学部門・就職支援部門を統合します。~需要高まる高度外国人材の就労・進学分野を再加速~
株式会社アクセスグループ・ホールディングスの事業子会社で、採用支援事業及び教育機関支援事業を展開する株式会社アクセスネクステージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⾧ 増田智夫、以下「当社」)は、本年4月1日より組織改編し、外国人進路支援部門を統合再編します。再び急増する外国人留学生の進学支援、高度外国人材の就職支援サービス両面の拡充だけでなく、日本語学校と大学の関係性の強みを活かしたインターンシップ、アルバイト紹介などの新事業への取り組みも加速し、需要が高まる外国人領域のニーズにお応えできるサービスを提供いたします。
(再び急増する外国人留学生)
コロナ禍における政府の水際対策等により、外国人留学生は日本への入国待機が続き、2019年5月時点で過去最高となる約31万人から、2022年5月時点では約23万人まで減少(※1)しました。大学など高等教育機関への進学を希望する多くの留学生の入口となる日本語学校では、同じく過去最高の約9万人から、約5万人へ減少(※1)、日本語学校の運営、高等教育機関の留学生募集にも大きな影響を与えました。
2022年3月以降、水際対策の緩和による本格的な入国受け入れ再開により、2022年の外国人留学生新規入国者数は、コロナ禍前のピークを上回り、単年度ベースで史上最多の数となる約16.7万人まで急増(※2)しました。日本語学校在籍学生の増加に伴い、大学、専門学校など国内高等教育機関の留学生募集ニーズも再び高まり、2023年当社主催の外国人留学生向け進学イベントへの出展申し込みは、前年同時期比126%と堅調に推移しています。
(※1)独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「2022(令和4)年度外国人留学生在籍状況調査結果」より
(※2)出入国在留管理庁統計
(当社の外国人人材領域の特色)
当社は、国内810校の日本語学校と連携して日本最大規模の進学企画を実施し「外国人日本語学校生の進学」を支援しているほか、これを起点に自治体との連携を加速させています。また、強みである大学キャリアセンターのネットワークを活用し「外国人大学生の就職支援」の事業を開始し、高度外国人材の就労支援にも本格的に着手します。
(外国人留学生支援部門統合の目的)
当社では、外国人日本語学校生向けの「進学サービス(メディア・イベント等)」と外国人大学生向け「就活サービス(メディア・人材紹介等)」を展開しています。外国人の進学・就活の領域では、外国人向けに特化した知見を要することから、外国人に特化した部門を増強する一方、進学・就活分けることなく統合することが合理的と判断いたしました。また、高度外国人材のさらなる獲得に向け、海外諸国とのネットワークを有機的に活用しやすくすることも想定しています。
当社は、外国人留学生や就労を希望する外国人材に対し、当社支援サービスの利用登録促進と、サービス提供データベースを構築し、当社の各事業を通じて日本での進学から就職までをトータルにサポートしてまいります。
<本件についてのお問い合わせ先>
株式会社アクセスネクステージ(外国人進路支援部門担当)
担当:長谷川
Tel:03-5774-2330(代)
Mail:koho@access-t.co.jp
Web:https://www.access-t.co.jp/nx/