AGA治療おすすめクリニック22選！料金と後悔しない選び方を徹底解説

※CLINIC FORの情報提供元：CLINIC FOR

「最近髪の毛が薄くなり、抜け毛が増えた…」「頭頂部がハゲてしまい、はずかしい…」

こうした症状は男性型脱毛症（AGA）の典型的な症状であり、一定以上の年齢の男性なら珍しいものではありません。そんなAGAは、専門のクリニックで治療を受ければ、緩和や改善が期待できます。

この記事では、AGA治療におすすめのクリニックや料金などを解説します。AGAで悩んでいて、クリニックでの治療を考えている方は参考にしてみてください。

AGAクリニックの早見表はこちら

AGAとは

AGAとは、男性型脱毛症(androgenetic alopecia：AGA)の略称で、進行性の脱毛症を指します。主に生え際や頭頂部が薄くなるのが特徴で、日本人男性の約30%がAGAを発症して、放置するとどんどん進行するといわれています。

進行パターンとしては、「頭頂部からくるO字タイプ」と「額の生え際からくるM字タイプ」、「前頭部からくるU(A)字タイプ」があります。さらに、この3つの進行パターンの中でも、さらにⅡ型からⅦ型があり、それぞれ特徴が異なります。

AGAのセルフ診断

AGA治療が必要なのかわからない人のために、AGAのセルフ診断を作成しました。

①～⑤が1つでも当てはまり、⑥～⑩の生活を送っている人はAGAの可能性が高くなります。

上記に当てはまる数が少ない人は、すぐにAGA治療を開始しなくても問題ないでしょう。ただし、近い将来AGAにならないとは言い切れません。そのため、気になったらはやい段階でAGAクリニックのカウンセリングを受けることを強くおすすめします。

AGAの発症原因

AGAは、男性ホルモンのテストステロンが酵素の働きでジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることが原因で発症するといわれています。ジヒドロテストステロンは働きが過剰になると、毛髪の伸びが抑制されるといわれています。

通常、毛髪は「成長期」と「退行期」、「休止期」で1つのサイクルを構成していて、それらが正常な周期で訪れることで毛髪の量や長さを維持します。成長期は2年~6年ほどとされていますが、ジヒドロテストステロンの働きが過剰になることで、成長期に必要なヘアサイクルが乱れ、脱毛症状が現れるのです。

このほか、AGAの原因として遺伝的な要因もあるとされています。

AGAクリニックを選ぶ4つのポイント

AGAが疑われる脱毛症状が現れたら、早く治療をしたいと焦る方も多いでしょう。AGAは治療を始めるのが早いほど、治療効果が現れるといわれています。しかし、自分の症状に適した治療を提供しているクリニックを選ばないと、後悔することがあります。

AGAクリニックに通うことがストレスにならないためにも、以下の４つのポイントを意識することが大切です。

通いやすさ

AGAの治療が始まると、1カ月に1回程度のペースで通院することになります。症状の度合いによっては長期間通う必要もあるので、利便性の高さでクリニックを選ぶと負担が減るでしょう。

例えば、仕事帰りでも受診ができる立地だと治療を断念することが少なくなりますし、駅の近くなら交通費なども節約できます。

治療費用は支払えるか

AGA治療は、治療を開始してから実際に効果が現れるまで最短でも3カ月程度かかります。人によっては、6カ月程度経過しないと効果が実感できないケースもあるため、高額な治療費用を払い続けるのは難しいと感じる人も少なくないはず。

AGAの治療費用は、クリニックによって大きく異なり、同じ治療方法でも価格に2倍以上の開きがあることもあります。費用面でも無理なく治療を続けられるクリニックを選びましょう。

各クリニックでは幅広い治療プランを用意していて、明確な価格表示があるクリニックを選ぶことが可能です。クリニックの治療費用は無料のカウンセリング時でも確認できますので、しっかりと確認することをおすすめします。

自分に合った治療プランを提供しているか

AGAの治療は、カウンセリングした上でさまざまな要因を想定して、治療方針を決定します。自分の希望に沿った治療プランを提示してくれるかどうかも、AGAのクリニック選びの際には重要なポイントになります。

中にはカウンセリング時に、最初から高額な治療プランを提示してきたり、医療ローンなどを組ませたりするようなクリニックもあるので、注意が必要です。

オンライン診療に対応しているか

最近では、クリニックを訪れなくてもAGA治療が受けられるオンライン診療を導入しているクリニックが増えています。仕事が忙しく通院する時間の確保が難しい方や人の目が気になる方にとっては、オンライン診療対応のクリニックはありがたいですよね。

クリニック選びでは、オンライン診療があるかどうかも確認すると良いでしょう。

オンライン治療がおすすめのAGAクリニック3選

※1 らくらく定期便6ヵ月プランのフィナステリドの料金
※2 初月分のみ予約確定時に届くメール内のクーポンコードを利用した時のフィナステリドの料金
※3 フィナステリドの12ヵ月プランの料金
※4 初めて12ヵ月定期便を選択した場合
※5 2022年4月～2024年1月31日のオンライン診療受診実績
※6 発毛ライトプラン合剤の12ヶ月まとめて定期
※7 2021年4月からの診察・処方・発送件数実績より

AGA治療の対面・オンラインの違い

対面でのAGA治療は、投薬治療の他に注入治療や植毛治療などにも対応しているケースがほとんど。また、治療後のアフターケアもあり、診察では触診やマイクロスコープなどで状況を確認します。

一方、オンライン診療では投薬治療のみとなり、基本的にアフターケアなどもありません。さらに、診察はオンラインで行われるので、実際に医師が触診をしたり、マイクロスコープなどを用いて頭皮や毛髪の状態を確認することはありません。

ただ、治療費用は対面に比べてオンラインの方が安い傾向にあります。

AGA治療はオンライン診療がおすすめな理由

時と場所を選ばずに利用できるオンライン診療は、忙しい方の強い味方でもあります。以下に、オンライン診療のメリットについて解説します。

交通費などの治療のほかに発生する費用が抑えられる

対面でのAGA治療は、クリニックへの移動時間や交通費などが発生しますが、オンライン診療ならこうした時間や費用が抑えられるのがメリットです。

また、オンライン診療は予約時間になるとすぐに診察が開始され、必要な確認をするだけなので15分程度の短時間で終わり、待ち時間が発生しないのが魅力です。

定期便なら続けやすい

オンライン診療では主に投薬治療のみをおこなうので、毎回長い診察を受ける必要がなく、異常がなければ定期便も利用できます。その結果、対面治療のように面倒で継続しづらいケースが少なくなります。

周りにバレにくい

AGA治療を行なっている人は、周りの人に知られずに治療を希望する人がほとんどでしょう。しかし、対面診療では、AGA治療をしていることが周りの人にバレてしまうケースもあります。

一方、オンライン診療ならクリニックを訪れる必要がないため、周りの人にバレにくく、安心して治療を受けることができます。

AGA治療がおすすめのクリニックランキング22選

東京に店舗があるおすすめAGAクリニック3選

※1 初月分のみ予約確定時に届くメール内のクーポンコードを利用した時のフィナステリドの料金
※2 2020年4月～2023年6月のオンライン診療実績
※3 発毛プランの初月の料金
※4 AHCメディカルサロンも含まれます
※5 2016年12月～2021年8月までの全患者様平均継続率
※6 フィナステリドの初月料金

AGA治療の方法と費用相場

AGA治療には、いくつかの方法があり、種類によって費用も異なります。AGAの主な治療方法である「投薬治療」と「注入治療」、「植毛治療」の方法と費用相場を見てみましょう。

	投薬治療	注入治療	植毛治療
治療方法	内服薬や外用薬の使用	AGAに効果的な成分を頭皮に注入する	健康な毛根部分をAGA部位に移植する
費用相場	月々4,000円～30,000円	1回あたり50,000円～200,000円	1回あたり500,000円～3,000,000円

投薬治療

AGA治療で使用される治療薬には、「AGAの進行を抑制して現在の毛髪の状態を維持するための治療薬」と、「発毛効果によって髪の毛を復活させるための治療薬」の2種類があります。

進行を抑制する「ザガーロ（デュタステリド）」と「プロペシア（フィナステリド）」

AGAの進行を抑制させる治療薬には、「デュタステリド」と「フィナステリド」が用いられます。

デュタステリドは、AGAの発症の原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑制し、毛髪の育成サイクルを正常な状態へ整える効果があるため、抜け毛や薄毛の改善を促します。また、フィナステリドは、テストステロンがジヒドロテストステロンへと変化するのを防ぎ、ジヒドロテストステロンの作用によって乱れた毛髪サイクルを改善する効果が期待できます。フィナステリドを主成分とする、プロペシアは男性だけの治療薬ですので、女性が服用してはいけません。

参考：プロペシア（PROPECIA）（男性型脱毛症用薬）に関する注意喚起について　厚生労働省

発毛を促す「ミノキシジル外用薬」と「ミノキシジル内服薬」

一方、発毛を促す治療薬としては、「ミノキシジル外用薬」と「ミノキシジル内服薬」が用いられます。

ミノキシジル外用薬は、毛母細胞を増殖させ、毛母細胞の死滅を抑制することで毛髪の成長期を延長させることができます。この働きによって、発毛を促すことで症状改善を目指します。

ミノキシジル内服薬は、血中より毛球部分にある毛乳頭を遡って効果を発揮する治療薬で、外用薬よりも高い発毛効果が期待できます。ただ、ミノキシジル内服薬は日本では未承認です。

投薬治療の費用相場は、外用薬で月々5,000円から20,000円程度。内服薬では月々4,000円から30,000円程度です。

参考：ミノキシジルの発毛作用について

注入治療

注入治療は「メソセラピー」と呼ばれる施術のことで、AGA治療に適した成分を直接頭皮に注入します。基本的にはAGA治療は投薬治療が中心なので、注入治療は投薬治療などと併用して行われることが多いです。

注入治療の費用相場は、1回あたり50,000円から200,000円程度となります。

植毛治療

植毛治療は、AGAに侵されていない後頭部などの健康的な毛根ごと採取して、AGAが進んでいる部分に移植する外科手術です。植毛治療では自分自身の毛根ごと移植するので、拒絶反応などがなく、AGAによる薄毛の改善にも高い効果が期待できます。

日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」において、植毛治療は男性に対しての推奨度はBランク(治療を行うよう勧める)になっていますが、費用が高額になるので、リスクなども理解した上で行うことがおすすめです。

植毛治療の費用相場は、1回あたり500,000円から3,000,000円程度となります。

AGAクリニックを選ぶ時の注意点

AGA治療を検討している場合は、必ず無料カウンセリングを受けて、そのクリニックが自分に合っているかを確認するようにしましょう。クリニックの雰囲気や治療方針などを理解する点から、無料カウンセリングは大切です。

また、定期的に治療を続けるのを前提として、自分のライフスタイルに合っているAGAのクリニックを選ぶことも重要です。もちろん、治療実績や安い料金設定なども魅力的ですが、自分に合っていなければAGAの治療を続けるのが難しくなります。料金だけでなく、総合的にクリニックを判断して選ぶようにしましょう。

AGA治療を後悔している人の口コミ

正直、押し売りを迫るAGAクリニックは利用しない方がいいでしょう。クリニックによっては、ノルマが設けられている場合もあるようなので、押し売りをされそうな時は別のAGAクリニックを探しましょう。

AGA治療は自由診療にあたるため、同じ治療薬でもクリニック毎に料金を設定できます。料金を抑えたい人はオンライン診療、費用がかかるが触診や検査など丁寧な治療を行いたい人は来院治療を選びましょう。

AGA治療は、自分が思い描くような結果が100%手に入る訳ではありません。また、治療の結果には個人差があるので、酷くなってきた時を考えて全額返金保証があるクリニックを選ぶといいでしょう。

代表的なAGA治療薬で起こる副作用一覧

AGA治療薬以外にもいえることですが、薬の相性や持病などにより、AGA治療薬でも副作用が生じることがあります。

今回は代表的なAGA治療薬である、

• フィナステリド
• デュタステリド
• ミノキシジル

の3つの薬の副作用を紹介していきます。

フィナステリド・デュタステリドの副作用

フィナステリドとデュタステリドは、以下の副作用が挙げられます。

フィナステリド、デュタステリドともに男性ホルモンを減らす治療薬のため、性部分の副作用が大きいといわれています。そのため、「妊活中はAGA治療薬を服用しない方がいい」と思われがちですが、子供に大きな影響はないといわれているので服用していても問題はありません。※1

ただし、女性は胎児への影響があることが多いことから、AGA治療薬を避けるべきだといわれています。

※1　詳しくは医師に相談してください。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは、以下の副作用が挙げられます。

ミノキシジルは元々AGA治療薬ではなく、高血圧症を治療するために作られているので、フィナステリドやデュタステリドと違い体調不良を引き起こすといわれています。

今回紹介した副作用は、ほんの一例に過ぎません。体質やAGAの発症原因により副作用の症状は異なりますので、少しでも体調の変化を感じた場合は診療してもらったクリニックを受診しましょう。

AGA治療薬により起こる副作用の対策・解決策

副作用が起こる可能性は誰にでもあるため、最低限の知識を身に着けておくべきです。

AGA治療薬により起こる副作用の対策

治療薬により持病のある方の注意が必要な場合があります。例えば、元々AGAの治療薬ではなかった「ミノキシジル」は血圧を下げる薬なので、低血圧の人には注意が必要。さらに、高血圧で他の降圧剤を処方されている方も注意が必要です。

そのため、AGA治療を検討している人は、医師との診療の際に持病や服用している薬を正しく伝えなければいけません。少しでも副作用のリスクを減らすために、最低限の対策を行いましょう。

また、AGA治療薬を個人輸入で購入することも可能ですが、人体に被害を与えるリスクと副作用が出た場合に医師の適切な処置ができないことを考えると避けるべきです。

AGA治療薬により起こる副作用の解決策

副作用が出た場合、まずは診療を受けたクリニックに連絡をしましょう。この時、症状や体調を詳しく伝えることが大切です。また、可能であればもう一度診療をしてもらい、別の薬に変更するのか話し合いをするべきです。

副作用が心配な人は、副作用のサポートがあるクリニックを選ぶことをおすすめします。

来院によるAGA治療の基本的な流れ

ここからは、来院によるAGA治療の基本的な流れをご紹介します。

診療日時の予約をする

まずは、希望するクリニックの予約を電話、Web、LINEなどから行います。クリニックにより予約の方法は異なりますので、確認をしてから予約を行いましょう。

また、当日診療を希望する場合は電話で空き状況を確認することをおすすめします。

クリニックに来院し、問診表の記載をする

予約した日時にクリニックへ行き、問診表を記入します。薄毛の進行度合いや原因を把握する重要な判断材料となるので、なるべく細かく記載します。

当日に準備しておくといいこと

• 髪を清潔な状態にする
• 整髪料を付けていかない
• 服用中の薬の詳細が書かれたものを持参する
• 血縁者の薄毛割合

カウンセラーによるカウンセリングを受ける

カウンセラーが頭皮や髪の毛に関する悩みをヒアリングし、治療内容や診察の説明を行います。全額返金保証制度の条件や支払方法、プランなどの相談はこの時に行うといいでしょう。

クリニックによりますが、カウンセリングの時間は10～30分くらいを想定しておきましょう。

医師による診察を受ける

問診表やカウンセラーのコメントをもとに、医師が頭皮状態や健康状態の確認をします。その他、血液検査や頭皮の写真撮影を行い、あなたに合ったAGA治療薬の効果や副作用の説明を行います。

AGA治療がスタート

医師の診察が終わり、薬が処方されたら治療が始まります。基本的に手渡しでの処方ですが、郵送も可能なのでクリニックのスタッフに聞いてみましょう。

通院の治療の場合、1～2ヵ月に1回の頻度で来院するのが基本的。もし、可能な場合は途中からオンライン治療に切り替えることも可能です。※1

※1 クリニックにより異なります

オンラインによるAGA治療の基本的な流れ

ここからは、オンラインによるAGA治療の基本的な流れをご紹介します。

診療日時の予約をする

まずは、希望するクリニックの予約を電話、Web、LINEなどから行います。クリニックにより予約の方法は異なりますので、確認をしてから予約を行いましょう。

また、来院による診療に比べて比較的早い時間から遅い時間まで可能なことが多いです。

スマホやPCで医師の診察を受ける

予約した日時にスマホやPCで医師にカウンセリングや診察をしてもらいます。オンライン診療を受ける場合は通信環境を整え、ラグがないように努めましょう。

また、カメラを使い頭皮の状態を確認するクリニックもあるため、なるべくカメラ機能があるもので診療を受けましょう。

AGA治療薬が郵送で届く

医師の診察後に治療プランや支払方法を決めたら、処方薬が郵送されます。クリニックフォアのように最短当日発送が可能なクリニックもあるため、早く治療を始めたい人は当日発送に対応しているかもチェックしましょう。

家族に知られたくない人向けに、パッケージでAGA治療だとわからない仕様にしていたり、コンビニで受け取れたりするクリニックもあります。

オンライン診療は、薬の効果や副作用に問題がない場合は定期的な診療を行わなくてもOK。もし、相談事がある場合はクリニックに連絡をし、再度診療を行ってもらいましょう。

AGA治療に関するよくある質問

最後に、AGA治療に関するよくある質問を紹介します。自分自身で疑問に感じる部分と照らし合わせながら、読んでみてください。

育毛シャンプーや育毛剤は髪の毛が増えないのですか？

育毛シャンプーや育毛剤は、頭皮の環境を整える効果にとどまるため、髪の毛が増えることは基本的にありません。ただし、有効成分によっては増える可能性はあります。

薄毛の進行を抑えたい人やボリューム感を改善したい人は、AGAクリニックがおすすめです。

若ハゲとはAGAのことを指していますか？

若ハゲとは、10代や20代前半の若い世代のハゲている状態のことを指しますが、必ずしもAGAという訳ではありません。心配な人は、早めにAGAクリニックに相談しましょう。

AGA治療は未成年でも受けられますか？

AGA治療薬の副作用には、勃起機能不全や射精障害などがあり、生殖器系が発達する思春期にこのような治療薬の副作用がおきると、身体への影響が大きいとされています。そのため、18歳頃から投薬治療が認められています。

これは、基本的には生殖器系の発達は18歳前後には完了していると考えられているためです。しかし、体質などによっては18歳でも治療方法の中には行えないものもあるので、診察の際に医師と相談しながら決めることになります。

初期脱毛ってどんな症状ですか？

初期脱毛とは、AGA治療を始めることで生じる抜け毛が増えたように感じる現象を指します。治療をはじめたのに抜け毛が激しくなったり、髪が薄くなったように見えるので治療への不安が出てくる方もいます。

しかし、広範囲にかけて髪は抜けず、あくまで薬が効いてきたことを証明する抜け毛の増加のため、心配はありません。

AGA治療は保険適用・医療費控除の対象になりますか？

AGA治療は、残念ながら保険適用にはなりません。これは、薄毛がただちに健康上に大きな影響を与える症状ではないのに加え、加齢による生理現象と定義されているためです。生命に関わるものではない病気や症状の治療に関しては自由診療で、全額負担となります。

いわゆる人間ドックその他の健康診断のための費用及び容姿を美化し、又は容ぼうを変えるなどのための費用は、医療費に該当しないことに留意する。ただし、健康診断により重大な疾病が発見され、かつ、当該診断に引き続きその疾病の治療をした場合には、当該健康診断のための費用も医療費に該当するものとする。

引用：所得税基本通達法第73条《医療費控除》関係　73-4　健康診断及び美容整形手術のための費用（国税庁）

国税庁によると、「容姿を美化する行為の費用は医療費に該当しない」と記載があるため、医療費控除の対象になりません。

AGA治療の効果が出るまでにどのくらいの期間が必要ですか？

AGA治療の効果が実感できるようになるには個人差があるものの、3カ月から6カ月程度が必要といわれています。しかし、その後も投薬治療を続けないと、男性ホルモンの働きが再び強くなってしまいます。そのため、治療を継続することで、より効果を実感できるようになるのです。

まとめ

AGAで悩んでいる男性は多いですが、実際に治療するとなると費用に関する心配や時間的な余裕がないため、なかなかAGAのクリニックに足を運ぶところまでいかない方もいるでしょう。しかし、AGAはそのまま放置するとどんどん進行してしまうので、早めに治療を開始することが大切です。

最近薄毛が気になってきたと感じる方は、ぜひクリニックで無料カウンセリングなどを受け、自分の毛髪の状態を知るように心がけてくださいね。